
2025年10月5日、城西国際大学メディア学部との産学連携プロジェクトとして実施した「JUN MUSIC展:EXTREME IMMERSIVE DAY」制作に協力いただいた、滝口ゼミの学生さんからレポートをいただきました。
星野 良亮(ライブ照明)
EXTREME immersive LIVEで照明の空間デザイン・プランニング・オペレーターを担当しました。ここでは四方向にスピーカーとステージを設営し、音がさまざまな方向から鳴り響くという異色の演出が行われました。そのため、照明も音の動きに合わせて光を変化させる必要があり、従来の固定的な照明設計とはまったく異なるアプローチが求められました。特に難しかったのは、大学に設置されている照明機材がこのような立体的な展示に対応していなかった点です。追加で多くの灯体を準備し、照射方向を細かく調整しながら、空間全体を生かす照明設計を試みました。デザイン面では、音の方向に合わせて光を動かすだけでなく、あえて人の顔を照らさずに乱雑な配置を取り入れることで、空間全体に動きとデザイン性を持たせる工夫をしました。「音を聞く空間を、光で感じさせる」という意識で、空間そのものをデザインすることを心がけました。
この展示で最も学んだことは、チームの大切さです。もともと僕は人見知りで、授業ではあまり積極的に話すことができませんでした。しかし今回のプロジェクトでは仲間たちと協力し、互いの意見を率直に言い合える関係を築くことができました。データが一度すべて消えてしまうトラブルもありましたが、チーム全員で力を合わせて復旧できたことは大きな経験でした。また、音響チームのメンバーから直感的な意見をもらい、それを照明に反映させることで、自分では思いつかなかった新しい発想を得ることもできました。授業だけでは得られない実践的な学びが多く、今後の活動や人生にもつながる貴重な経験になりました。さらに、自分のアイデアが空間全体に形として現れ、来場者の反応として返ってくる瞬間には、言葉では表せないほどの達成感を感じました。この機会を与えてくださった滝口先生とJUN MUSICの皆様に、心から感謝しています。
